愛想笑い教育講座

諸事情によりブログ名変更。23歳Gカップの美女だと思って読んでください

午前6時22分京王井の頭線吉祥寺行き

8月17日金曜日、仕事に行きたくありませんの電話を切った後、ADバンを転がして常磐道を東京方面に向けて走った。向かうは下北沢。夕方より始まる左利きの女の子のライブを見に来たのである。
高速料金往復18,000円、ガソリン代往復10,000円、チケット代1D込み3,000円、コインパーキング代2,400円。
ちょろいちょろい。財布は薄く情には厚い、尻は軽いが腰は重い僕だが、あの娘のためならエンヤコラエンヤコラ。いやいや失敬、あの娘のためじゃなくて自分のためだったわ。付き合っていた時からチケット代がゲストだったことなどないが、文句の一つもないよ僕は。好きなバンドが僕の落とした3,000円でダダリオの弦でも張ってくれれば最高じゃん。僕がライブに行くのは左利きの女の子がいるからではなく、バンドが好きだからだよホント。一番後ろで両手をだらんとたらしながら不動の姿勢で見ていたけど、心の底では浮かれていたし、右足だけは踵をうかせてリズムをトレースしていたよ、最高、らぶ。来てよかったわ。
箱打上げおわったら一緒に飲もうなんてメールを15分悩みながら打って、返ってきたメールに歓喜。24:30にライブハウス前にて座って待つ。来てくれてありがと、って、ニッとわらう。来てよかったわ。24:40鳥貴族。普段僕らは無口のくせに飲んだ時はよく話す。左利きの女の子も、バンドのしがらみのない僕と話す時はきっと楽なのだ。バンドの話はほとんどしないよだって話飽きてるだろうし考えつかれているだろうから。
金麦2つください。
ここしばらく毎日お酒飲んでるしダメダメな生活していたけど、一昨日は飲まなかったよえらい?エライぞえらいぞ。すいませんハイボールください。
一緒に住んでいた彼氏と別れたよ。またかよ忙しいなぁ。すいませんハイボールください。
はやしくんとの付き合い始めは全然好きじゃなかったけど、付き合ってからあんなに好きになったのはあとにもさきにもはやしくんだけ。じゃぁなんで付き合い始めたのよ。バンドマンじゃなかったから。楽しいなぁ、楽しいなぁ。すいませんハイボールください。
ペースの落ちてきたハイボールに浮かぶ四角い氷を指でトントンカラカラもてあそびながら、左手でグラスを握ってニコニコ顔ではなす女の子をみつめてその話をうんうんと聞く。そういえば一度うちにきて一緒にご飯を食べたときに、今日なんか違うの気付く?と聞かれて何も答えられなかったことがあった。結局右手でご飯を食べていたというネタばらしをしてもらったのだけれど、なんだかそれを気付けなかったことに今でも後悔していてる。酔った頭でそんなことをまたしても思い出して、今だったらすぐ気づいて笑いあえるのになぁなんて思ったけれど、目の前の左利きの女の子は最後まで左手にグラスを握っていた。
最近めちゃくちゃ最悪なんだよねとバツの悪そうな笑顔をうかべて切り出した左利きの女の子が何をしゃべりたいかなんてすぐわかる。その顔、知っているぞ。ホントに最悪だなぁ。なんて話す前から笑って、いいよ話せよ、という僕は左利きの女の子が僕がちっとも聞きたくないことを話すであろうことは知っていた。それでも話させたのは、左利きの女の子が僕に対して抱いているはやし相手なら何でも話せるような居心地の良さを失ってほしくないからだし、永遠ではない僕らの関係の中で僕が今少しだけ我慢すればもう少しだけ笑ってくれることを知っていたから。左利きの女の子はバイト先の店長にちょっかいをかけてバイトの勤務に便宜を図ってもらっていることやマッチングアプリでであった最初の男とセフレになっていることや今夢中になっている男が近所の居酒屋の社員だから週5で一人で飲みに行っているという話を始めた。自分に興味がない人が好きなだけだろ、どうせ向こうが振り向いたら冷めるくせに。と言ったらそうだよねと笑った。相手はばついちで二人の子持ちだと告白してきたみたいだけど私バツイチが一番好きですと答えたそうだ。いったいどんな顔して話を聞けばいいのかわかんなかったけどとりあえず笑顔が剥がれ落ちないように一生懸命はりつけながらホント最低だなといった。左利きの女の子はそれをきいてなんだか笑っていたから正解。今日の僕は聞き上手。でもね、人の気持ちを考えているのかどうかはわからないけど、自分の気持ちに正直に愚直に生きているところはやっぱり好きだなぁ、変わんねぇな。
すいませーん、ハイボール濃いめください。
幸せにならなくてもいいけど、不幸じゃないならそれでいいよ、とりあえず心と体は健康でいてよというと、それって一番幸せじゃんと言いながらアメスピに火をつけていた。キャスターからアメスピに変えたのはずいぶん前の話だし、僕も知っていたけれど、キャスターの匂いがしてしまったら僕はちょろいから溺れていたろうね。あぶねー。いや、もうておくれ?
おそらくこれから先僕が左利きの女の子の未来にかかわることで、不幸にすることも不幸から引きずり上げることもできるだろうけど、僕という存在が左利きの女の子の慢性的幸せの要因になることはないんだろうなと考えたらすごく悲しくなった。君の未来に僕はいない。
そしてこんな泥沼から抜け出せたらどんなに楽だろうとも思う。でもね、好きだから引きずってるんじゃなくて、引きずってる自分が好きだから好きなんだよって色々な人から何回も言われたけれど、だからなんだよそれがわかってどうしろっていうの?
鳥貴族が閉店時間だというのではやしーもう一軒いこーの声に勢いよく同調して、会計をすませる。余裕余裕、お金余っているからなんていうと、ハッピー便利おじさんだねと言われて体中が溶け出すくらい笑った。
何時だったかは覚えてないけれど外はもう明るくなり始めていた。次のお店は徒歩2分のところにある座れる立ち飲み屋。とかいってカウンター前には椅子がならんで立つスペースがないんだけれども。そのお店は左利きの女の子にとっては馴染みのある店だから、店長のサトウさんといくらかはなす。トリスハイボールとポテトサラダください。実はさ、今日8時半に集合してキャンプにいくんだよねって言われてまた笑う。絶対寝過ごすじゃんちゃんといくよいや寝過ごすじゃんを繰り返す。家に寝袋取りに行かなきゃといいながら左利きの女の子は2杯目のラムハイボールを8分残してカウンターに突っ伏してしまった。こうなるともう起きないよねとサトウさんは困った顔をしたが、僕は起こし方知っていますという。時刻は朝6時7分。肩をゆすってもだめ、無理やり立たせてもまた座る。こういうときは〇〇に遅刻するよと言ってやるとよいのは知っているんだぞ。6時半だよ~キャンプ遅れるよ~と言ってやる。したっけ、いっぱつでおきた。ちょろいもの同士だな。会計は1,900円。ハッピー便利おじさんには痛くもかゆくもないよ。
下北沢駅まで明るいね~朝だね~なんて二人で歩く。こんな時に手なんて繋げたらこの世がひっくり返ってもいいなと思ったけれど、やっぱりやめた。それなのにバイバイまたねでハグして、キャップを後ろ向きにかぶりなおさせ、キスした。ばかだな、僕。左利きの女の子は僕を見てニッと笑った。世界は泰然自若と在り続けて改札はピーンポーンとなっている。なぁんだ本当にひっくり返ればいいのに世界。でもまぁ今日この時までに目の前に広がっていた小さい世界はそれなり、いや一番幸せだったよな。
手を振った後に改札を超えてユラユラと漂う足取りと後姿に、ほんとに宇宙のような女の子だなと思った。結局左利きの女の子は振り帰ることなく、午前6時22分京王井の頭線吉祥寺行きが僕の恋を連れ去った。
帰り道に落とした僕の握りこぶしサイズのゲロに恋心も含まれていたらだいぶ軽くなるかね、と思ったけど依然酒にも恋にも酔ったまんまで足取りは重かったよ。いったい何に酔ってんだか。
※ゲボは自販機で買ったい・ろ・は・すで、このまま僕の恋心も流し(中略)流しました。

学生時代に友達はいましたか?Yes→京都大作戦へ No→夏の魔物へ

夏の魔物へお越しの皆さん、こんにちは。
 
あいみょんコムアイのインタビューを読んだら学生時代はクラスに馴染めず友達がいなかったと書かれていた。コムアイは形ばかりの友達はいたものの、空虚さとつまらなさは感じていたという。
筋少大槻ケンヂ、銀杏の峯田和伸に始まり数々のバンドマンがインタビューや書籍内で学生時代(主に高校時代)に友達がいなかったことを騙っているし、僕の好きなインディーズのバンドマンでも友達がいなかったと公言している人は多い。
 
いや、たぶんそう騙るほとんどの人がおおマジで友達いなかったんだろうけど、絶対ファッションで言っているやつもいるだろうよ。だって憧れのバンドマンが、人の琴線に触れるような歌詞と曲を書いて反体制的な主張していたりリビドーをぶつけていたりしたら、かっけーーーーってなるもんね。バックボーンまで真似したくなったりするよね。僕はなる。
そういうわけで、僕は学生時代に友達がいなくなかったと思い込もうとしたけど、ダメだったわ。いっぱいいたし、友達。
 
友達いないごっこだとしたら、やめませんか?友達だと思っていた人の気持ちはどうなるんですか。今のマイノリティなコミュニティが自分に合っていて最高に楽しいからって、学生時代の友達だった人まで否定するのは違うんじゃないですかね。
友達がいたバンドマン・アーティストはいっぱいいるはずです。ナオトインティライミファンキー加藤ヤバイTシャツ屋さん以外にも、クラスの中心でウェイwを叫んでたやついっぱいいんだろ、先生目つぶってるから手あげろ!
おいコムアイ!!やっぱりお前か!ナードぶってんじゃねえぞ。絶対ジョックだったべや!
 
友達がいようがいまいが、バンドマンに人間性は求めていないので大丈夫です。
ホント、それぞれがおもういい音楽だけを目指してやってください。
本当に友達がいなかったら歌詞とか曲にそのほの暗い本質が滲むだろうから、それでいいじゃん。
ぼくは曲を聴いてそれを判断できているつもりで、それでいて学生時代に友達がいなそうなバンドが好きだな~~。
周囲との関係を良好に進めるために、取り繕うことって絶対あるじゃん。取り繕うことばかり覚えた僕みたいなうんこに対して、友達がいないやつの場合はなんだか言葉に真実味がある気がするし説得力がある。
なんとなく嘘くさいやつって、わかるぞ。
 
仮に勘違いだとしても、裸の王様でいいし、12時過ぎてもシンデレラでいさせてくれよな~

特殊性癖との向きあいかた

「申し訳ありません。18歳未満のお客様にはうれません」

 

これは僕が中学生の時にTSUTAYAで「ふたりエッチ」を買おうとしたときに実際に言われた言葉だ。

 

なぁにが18歳未満のお客様には売れませんだ!!!!

以来僕のおかずは7割以上AVだよ。

おかげで頭の中で女優の裸を想像してティッシュを散らすことも、グラビアを電球に透かして見て部屋を栗の花の香りにすることも、えっち本をこそこそ買いに行くこともしなくなったわ。

ふざけんな!!!!死!!!

 

18歳未満にエロ本売らないやつとかやめませんか?インターネットに無料の動画が蔓延している今、どうやったって色欲色狂い小中高生はエロコンテンツにたどり着いてしまうのだよ。あーゆーあんだすたん??

僕だってwinMXでよくわかんねぇ洋物無修正大量にDLしてたし、白人スキンヘッドがまんこに頭出し入れしている動画見てたよ。

そしてAVの知識ばかりが肥大した僕たちはガチャガチャ手マン族やジャンクセックス族になって、彼女らの集団に陰ながらポアされてしまうのだ。(さすがに頭は入れなかった)

汎用性のある前戯などを教えてくれ。

最適解は僕ら二人だけの世界で夜よどうか明けないでと祈りながら探す。

そういった意味で「ふたりエッチ」は様々なアンケートを乗せており、学びながら色欲を満たせた良著だったのによ。

 

そしてインターネットが普及しすぎて、せっかくのアンケートかっとばしてより刺激の強いエロ動画によだれ垂らしてくいついてしまうのだよ。終わった後の肉体はもはや概念になっているので使い物にならないし。

だからね、公共事業として週1回程度「ふたりエッチ」を河川敷に捨てる職員を雇い、年齢確認なしのエロ本自販機を設置しようではないか。

それがだめなら「ちゃお」とか「コロコロコミック」に正しいセックスを載せておけ。「anan」にセックス特集があっても、ありゃ顔にニキビのついた童貞中学生は手に取らねぇから無駄だ。

これで万事おっけい。

 

ある程度の汎用的知識は手に入れたところで、あとは特殊性癖との向き合い方。

これは少し厄介だし、僕自身法に抵触する特殊性癖はもっていないので、大枠だけ考えてみた。いや、元彼女に自分のかけていた眼鏡をかけさせて、お兄ちゃんと呼ばせながらピストンしていた話は許されるだろ。はまんなかったから3回しかやっていないし。

 

新しい性教育の方法はこれ。

 

学校の保険の時間は性癖ごとにクラス分けして授業をする。

 

盗撮、小児性愛、痴漢、強姦これらはやったらだめです!!

 

あ?ダメだぁ?ダメなのはわかったうえでやっているから再犯率だって高いんだろうが。

どれもクソ最悪でやってはいけないことだけど、そういった社会的道義に背いている背徳心が生む快楽と理性の狭間におぼれているやつだっているだろうよ。

ふつふつと湧き上がってくる触りたい・・・を、やったらダメ!で抑え切れなかったから再犯すんだよ。

いいか、やつらの性癖のほとんどは恐らく先天的なものだ。道義から説いて抑えつける対症療法よりも芽が小さいうちにしっかり摘み取ったり、花が咲かない方法を、根治療法を真剣に教育してやるべきだろう。

 

講師は以下の通りだ。

代ゼミの7兆倍すごい最高の講師陣をそろえた!

盗撮は田代まさし先生

小児性愛板尾創路先生

露出癖は草彅剛先生

強姦は高畠裕太先生

なんだこれ楽しそうだな・・・

 

 

 

別に特殊性癖野郎たちを擁護したり肯定しているわけではないからな。犯罪者は死んでくれ!!!!りょうちゃん!!!

 

と、僕は思いましたよ。

2012年夏左利きの女の子

せっかく友人のいないはてなブログに来たのだから書いてしまえと思い立ち書きなぐる。おふざけなしに気持ち悪い過去のことを書いているので読まなくてもいいですよ。
 
順風満帆に元気の押し売りをしていた僕の持ち前の元気に陰りが見えたのは2012年の夏のこと。バイト先の4歳下の黒髪ボブで左利きの女の子を本気で好きになってから。トトロみたいに歯をかみ合わせたままニッと口角を上げて笑う笑い方が好きでいつのまにか完全に惚れていた。へーバンドやってるんだ、なんていうバンドなの。とかなんとか会話を紡ぎながらやっとデートにこぎつけて夏の日にバイクで藻岩山に登って告白、手をつないでバイクまで戻って僕のアパートに帰る。私でいいんですかという彼女はホントは一人称は自分の名前だし、手をつなぐことが好きではなかったことも、当時18歳にして経験人数が10人を超えていたことも全く知らなかった。家に着いたら、タバコ吸っていいですか。と聞かれていいよと答えた。僕は喫煙者ではなかったから蚊取り線香の皿を渡してあげた。ベランダを向いて家の前の公園をボーっと見つめながら、以前拾ってきたオフィスチェアに体育座りしてタバコを吸っていた。キャスターマイルドというタバコはバニラの香りを以て部屋に立ち込めた。あの匂いが大好きだったし、左利きの女の子がタバコを吸う姿が好きだった。それがすべての始まりだったのだけど。
バンドマンは男が多いコミュニティだったけど、元々束縛しないタイプだからアパートに来ない日が続いても放任していた。今日あそぼうよ、今日は無理だよとか今から行くね、なんて、アポを取るためのメールはよくしていたけど、雑談のメールはしない(こない)のでどこでなにをしているのかがわからなかった。僕が束縛しなくなったのはやはり苦い思い出なのだが中学の時にあまりにも重すぎることが理由でフラれたから。だからホントはもっとしつこく誘いたかったけどもその時には既に左利きの女の子がフワフワしていて握られることを嫌う羽のような人だということが分かっていたから、とりあえずいつアポなしで来てもいいように電気はつけてアパートの鍵もあけて落書帳に書置きして灰皿はきれいにしておいた。それから生理の時のためにロキソニンを大量にかっておいてあった。ごめんね、ごはんだけはつくれなかった。だから一緒に寝た次の日の朝は、寝起きの悪い左利きの女の子をおこさないようにそっと出て近くのパン屋にサンドイッチを買いに行っていたのだ。
バンドの練習を昼にしてバイトを夜勤にするとその両方に近い僕のアパートには寝に来るだけというようなことがたくさんあって、やっぱりそのたびにセックスをしていたらある日ドロドロに酔った日にどうせやりたいだけなんだろと言われて涙が出た。なんて返したかは覚えていないけど、結局月並みなことしか言えなくて左利きの女の子の胸には届かなかったんだろう。そのころからフラれる予感におびえてお酒を飲むたびに泣いていたし、そばにいない時でも寂しくないように僕もキャスターマイルドを吸うようになった。匂いはするのに抱きしめることができなくて余計寂しくなった。
3月26日のAM2時に僕のアパートに突然やってきて、寝ていた僕のベッドに両腕を乗せて指先を組んで手の甲の上に顎を乗せて僕の顔をじっと見つめていた。その時もいつくるかなと緊張していたから、ドアノブをひねる音で目が覚めたのだけれど少し寝たふりをしていた。顔を見つめているのはわかっていたのだけれど、こらえきれずに笑ってしまったら左利きの女の子もトトロの笑顔でニッと音を立てずに笑った。そこで初めて顔を見てみたら悲しい目をしていた。とっさに一緒に寝よといってみたけど、左利きの女の子は別れよといった。間に合わなかった。どうしてときいたら、はやしくんのこと大切にしたいと思うほど好きではなくなったと言われた。僕はいやだいやだと大泣きをしたけど、じっと僕の手を握る左利きの女の子は悲しい目をしたままだった。
最後にお別れのハグをしたときに堰を切ったように泣き始めた左利きの女の子は振り向かないで玄関を出て行った。最近読んだブログの言葉を勝手に引用してしまうけど、一生懸命な僕と左利きの女の子ではやっていけなかった。勝手に永遠をささげた僕はいつのまにか自爆していたのかもしれない。
ある日のはやしくんダメになっちゃいそうだようというメールを皮切りにしばらくは定期的に会ってセックスはしていたのだけれど、結局またやりなおしたいの僕の言葉にセックスってなんとなく愛っぽい行為だからダメなんだよ。はやしくんはいい子なんだから別な人を見つけな、バンドマンはやめたほうがいい。といって左利きの女の子は東京に行ってしまった。僕はそのなんとなく愛っぽいものを感じれるからせめて会っている間だけはと思っていたのに。
2年後に千葉の実家に帰った時に左利きの女の子と一緒に飲んだ。彼氏ができたみたいだからセックスはしなかった。僕と別れた後に、バイト先で僕も左利きの女の子も仲良かった人と一度セックスをしたと言われたときに、どういう気持ちでいればいいのかわからなくなって、べろべろに酔っぱらって阿佐ヶ谷の駅で寝た。しかもさ、そのまたしばらくあとに飲みに誘われたときに、ハッピーハッピーで飲みに向かったのにその男もいて、僕だけめちゃくちゃ暗い気分で飲んだこともある。性病になったと聞かされて、一万円を渡して走って帰ったことも全部昔の話なのに全然忘れたくない。
東京に行ってから一度新曲を聞いてと送ってくれたことがあって、毎日聞くよと岩井俊二花とアリスみたいな答えをしたことがある。いまはもう毎日聞くことはないけれど付き合っていたときから6年たった今も未だに僕はキャスターマイルドを吸っているし、何度か彼女もできたけど一番会いたいのはいつだって左利きの女の子。でもやっぱり左利きの女の子が吸っていた時のあのタバコの匂いが好きだな~

最後にウンチを漏らしたのはいつですか?

あ、やばっ!!!漏れる!!

 

そんな経験が皆さんにもおありではないでしょうか。
それにしたって、すべてを受入れ、全身の筋肉を弛緩させたときの全能感と恍惚は性行為におけるオーガズムにも勝るとも劣りませんよね。
ワタクシも随分と堅牢な菊門と、前方に伸びる強硬な砲門を所持していると自負しておりますが、大学浪人時代に1回クソを漏らし、おしっこであれば大学時代に2,3度シラフでおねしょをしております。
無論「おならかとおもったら水うんちだった」といったシュレディンガーのうんちタイプの糞漏らしなら、この年になっても数回/年といったペースで元気にやっております。
こんにちは、28歳サラリーマンです。

 

実は浪人時代の糞漏らしというのも、参考記録であります。
これがどういうことかといいますと、半分漏らしつつ、半分漏らしていないということなのです。
え?まだわからない?
わかりました、拙文ながら説明致しましょう。



時は2009年。
あと3,4日で19歳を迎えようかという、18歳の冬のことでした。
早稲田大学創造理工学部を受験すべく、なんとかというキャンパスにて机を見つめながら鉛筆を転がしていました。
1教科目の試験はあと10分で始まろうかという時に、徐々に便意の高まりを感じていたのですが、試験開始に間に合わんと思い余裕余裕と押し殺していたのです。
そういえば、毎朝の便意の周期でいけばちょうどこの時刻だなと思いました。
周期が乱れることもなく毎朝同時刻にやってくる便意は、便意不順である人もいるということにも、いささかの疑問を抱かせるほどでした。
加えて、便意痛もなく重いか軽いかで言えば、するりと出るワタクシは軽い方でした。
高まる便意を感じつつも90分をやりすごし、なんなく1教科目を終えてトイレに走りましたが、そこにはチェック柄のシャツがトイレからはみ出るほどの長蛇の列をなしているではありませんか。
理系学生といえば8~9割が男でありますので、小便器、大便器ともに人がごった返すのです。
あまりの列の長さに、校舎内のアナウンスで2教科目の開始時間を遅らせる旨通知されましたので、ほっと一安心。あとはこみ上げる便欲との一騎打ちでございます。
そして前方の数名に置かれましてもケツを抑えている始末でございますから、「漏れそうでありますから、最前を譲ってはいただけませんか?」とも聞くことができず、ワタクシはeastern youthのライブを見ているときのように拳を握りしめておりました。

moudameda

またこの時すでに両の足を踏みをやめ、ただひたすらに括約筋に全神経をやり、遠いまなざしで虚空を見つめていたかと思いますが、ノロノロリとわずかながら進む列に一縷の望みを抱いておりました。
前方でケツを抑えた数名も未だ脂汗をかいており、戦友たちのその汗がいつか冷や汗に変わることのなきよう祈っていたのです。
ややもすると、トイレの入り口の前につきました。
あと、少し。
ワタクシの中の山田勝巳は必死に反り立壁に両指をかけております。
登るが先か、タイムアップが先か。

moumurida


そうこうしているうちに、いよいよトイレへの入場。
すり足で入場する様は忍者といったところでしょうか。
パンパカパーン!
頭の中で鳴り響くファンファーレ、ツンッと鼻を突くにおいがくせぇ。

 

ふぎょぎょっっっ!!!!くせぇっっっ!!
kuwa

 

と思うのも束の間。
臭いの刺激で半分だけ出てしまったのであります。
口角をだらしなく上げることもせずに、何食わぬ顔を装い、目だけを極限まで開きながら。
そうはいってもおそらく敵は一本グソ、半分出て半分中にある状況はさながら綱引き。
出てしまったものはしょうがない、目下の課題はこの半分、茶色い状態のままいかに引き分けに持ち込むかであるかなのです。
読者諸兄はご存じでしょうが、糞たるもの通常であれば出るか出ないかの二択であり、出るときはズルりと一気に生れ落ちてしまうことが常です。
そのためこの状況は極めて稀であり、恥辱にさらされる危機に生まれた強靭な精神力を以てして初めてなせるワザなのであります。
このミラクルに、現代であれば写真でも撮ってInstagramにでも投稿していたでしょう。

iikimochi


そして、そうこう考えるうちにぞろぞろと列は進み、ワタクシは例によってすり足で個室に入ることに成功したのでした。
あとは半分出ているモノを折らぬようパンツをずり下げ、もりもり用を足し、すっきりした面持ちで個室をでました。
良いうんちだったのが幸いしてか、パンツにシミがつくことなどのハプニングはなく、しっかり再利用していることなど誰も気づかなかったでしょう。
晴れやかな気分なワタクシは、未だ個室に行列を作る虚無の瞳をした民たち一人一人と握手を交わし、背中をポンと叩きながら「次の物理もがんばろうな!」と言いたいところでしたが、
カラスの子育て期よりも気性の荒らそうな、"クソを漏らしそうな受験生"を煽っては命の保証がなかったため、やめることにいたしました。背中を叩いたらでそうだったしな。うける。

 

そうして、無事引き分けに持ち込んだのですが、しっかりと2月末に合格通知も届きました。
すごくないですか?



と、ここまでがワタクシが糞を漏らした最後の記憶でございます。
これを機にトイレの混雑が予想される時には、予めおむつを履くとよい。という教訓を得、これまでに幾たびも実践してまいりました。
実はいいことが他にもあり、
〇かすかに感じる性的快感
〇ばれてはいけないという背徳心
〇大事な話をしているのであれば中座せずに済む
といった利点もございます。
よく、看護学生等の実習?でおむつをしたまま排尿するといったものがあり、なかなかできるもんではない。といった声がありますが、ありゃ嘘です。
そういった魑魅の声に耳を貸してはなりません。

 

名古屋駅でやったときが一番刺激的だったかな。

 

ふぎょぎょっ!

 

人妻に恋をさせた

夏休みのキッズの皆さん、お元気でしょうか。
私はといえば、ギンギンと照り付ける太陽に嫌気がさし、ガンガンにクーラーの効いた部屋にてグングン起き上がる息子を片手にスマホをポチポチやっていると、突如として響く壁のゴンゴン。
スマン、喘ぎ声がデカすぎた。
ギャンギャン泣き叫ぶスマホの音量を下げたところで、ガンガングイグイズンズン上昇していた我が息子は、忽ちに勢いを失って(亀)頭をもたげてしまった。
そんな夜もある。


さて、私はすぐに恋してしまう危険な男である。
1度目が合えば頬を赤らめ
2度目が合えばすっかり惚れ
3度目が合えばネットストーキングを始める
マイルドなメデューサ

ところが昨日は危険な恋をさせてしまうところだった。
いつもの如く昼飯を買いにセブンイレブンに立ち寄った時のことである。
蒙古タンメンとおむすびとアイスコーヒーをレジに持ちより、会計を始める。
蒙古タンメンうまいな!びっくり!)
向き合うは、齢35くらいであろうかと推察される美人な女性店員。
商品をさばく店員さんの左手の薬指にキラリと光る指輪。
おほほ!人妻!!エロ!
といった気配は心の内に黙殺し、いつもの如くやや俯き、印籠のようにカードを突き出したらば「nanacoでおねがいしゃす。」と呟やく。
おや、残高が不足しているとみて1万円札をソッとカウンターにおいてチャージを依頼し、ピッの音とともに買い物完了。
捨て台詞として右手を突き付けて左右にブンブン降りながら「レシートいらないす。」
会計を終えたワタクシは、カウンターに置かれたビニルをかっさらって出口に向き直り、足早に去ろうとする。
歩みを3歩進めたところで、後ろから聞こえる「お客様!」

はははははぁ~ん!ワタクシに惚れたか!惚れたのか!!
LINEでも電話番号でも聞こうっちゅう魂胆なのね。
お生憎様。ワタクシは既に人のもの。
ピッピよろしく指を振って、
チッチッチッチッと断ろうかとも考える。
しかしワタクシとて、公衆の面前でそのような恥ずかしい思いをさせるほど野暮な人間ではない。

ここはひとつ、レジのカウンター越しに唇を奪ってやるのがよろしいか。
あご先を掴んでグイっと引き寄せ、
「これがケジメです、指輪が取れた時にもう一度声をかけてください。」
そして左手の中指と人差し指を立てて、おでこからポイっとして去る。
アディオス。

いやいや、ここは「麗しき人妻がワタクシに何の用か。おやおや?恋心を渡し忘れたというのかい?」
と思案を巡らすのも束の間。

歩みをレジに戻せば、

「お支払いをお忘れですよ」

ナナコはチャージと支払いは別々に行わなければならない。つまりこの場合はピッという工程を二度踏まなければならなかったのだが...忘れていたのは恋心ではなく、お支払いだった。
勇ましく上げた顔を再び地面に向け、
いそいそと支払いを済ませて立ち去るのだった。
また行くけど。

ワタクシ、夏休みをとります。しばらくブログとはおさらばよ!
良い夏を!

台風13号が来るよ~

※本稿は8/7に書いたものである
 
8月8日(水)パパの日の夜、俺は仙台から新千歳へひとっとび。
今年で20年目の「Rising Sun Rock Festival」という野外フェスに参加することが決定しているためだ。
皆さん!惜しい!今回は出演ではない!
なぁにがライジングサンだ!毎年のように雨降りやがって!!!

 

唯一の懸念は南方から迫りくる台風13号
仙台は8/8遅くに暴風域に入り、フライトの欠航が予想される。
おのれ・・・台風13号・・・いや、・・・"サンサン"

 

知っていましたか?
台風には毎号「台風委員会」という、80年代ポップスバンドっぽい謎の国際組織により名前が付けられているのです。
して、今回は香港命名の「サンサン」ってわけ。
ちなみに「サンサン」は「陽陽」と書くらしく・・・
え、台風って何か知ってる?
なんたる皮肉、最悪のネーミングセンスだな。
上野動物園のパンダ感覚で名前つけんなよ

 

ライジングサンに行くみんなすまん、僕は渇水に悩む早明浦ダムに雨を降らせた男だ。
自転車で日本縦断した時は7割近くが雨だった。
無論、修学旅行も雨、遠足も雨、今年のジョインアライブも雨。
このままだと、僕はサンサンを引き連れて上陸することになる。
だがしかし、明日搭乗予定の飛行機が欠航になれば、サンサンは大きく太平洋側にそれるか、そのまま温帯低気圧に変わる。
サンサンは俺が食い止める。
待ってろサンサン。