愛想笑い教育講座

諸事情によりブログ名変更。23歳Gカップの美女だと思って読んでください

人妻に恋をさせた

夏休みのキッズの皆さん、お元気でしょうか。
私はといえば、ギンギンと照り付ける太陽に嫌気がさし、ガンガンにクーラーの効いた部屋にてグングン起き上がる息子を片手にスマホをポチポチやっていると、突如として響く壁のゴンゴン。
スマン、喘ぎ声がデカすぎた。
ギャンギャン泣き叫ぶスマホの音量を下げたところで、ガンガングイグイズンズン上昇していた我が息子は、忽ちに勢いを失って(亀)頭をもたげてしまった。
そんな夜もある。


さて、私はすぐに恋してしまう危険な男である。
1度目が合えば頬を赤らめ
2度目が合えばすっかり惚れ
3度目が合えばネットストーキングを始める
マイルドなメデューサ

ところが昨日は危険な恋をさせてしまうところだった。
いつもの如く昼飯を買いにセブンイレブンに立ち寄った時のことである。
蒙古タンメンとおむすびとアイスコーヒーをレジに持ちより、会計を始める。
蒙古タンメンうまいな!びっくり!)
向き合うは、齢35くらいであろうかと推察される美人な女性店員。
商品をさばく店員さんの左手の薬指にキラリと光る指輪。
おほほ!人妻!!エロ!
といった気配は心の内に黙殺し、いつもの如くやや俯き、印籠のようにカードを突き出したらば「nanacoでおねがいしゃす。」と呟やく。
おや、残高が不足しているとみて1万円札をソッとカウンターにおいてチャージを依頼し、ピッの音とともに買い物完了。
捨て台詞として右手を突き付けて左右にブンブン降りながら「レシートいらないす。」
会計を終えたワタクシは、カウンターに置かれたビニルをかっさらって出口に向き直り、足早に去ろうとする。
歩みを3歩進めたところで、後ろから聞こえる「お客様!」

はははははぁ~ん!ワタクシに惚れたか!惚れたのか!!
LINEでも電話番号でも聞こうっちゅう魂胆なのね。
お生憎様。ワタクシは既に人のもの。
ピッピよろしく指を振って、
チッチッチッチッと断ろうかとも考える。
しかしワタクシとて、公衆の面前でそのような恥ずかしい思いをさせるほど野暮な人間ではない。

ここはひとつ、レジのカウンター越しに唇を奪ってやるのがよろしいか。
あご先を掴んでグイっと引き寄せ、
「これがケジメです、指輪が取れた時にもう一度声をかけてください。」
そして左手の中指と人差し指を立てて、おでこからポイっとして去る。
アディオス。

いやいや、ここは「麗しき人妻がワタクシに何の用か。おやおや?恋心を渡し忘れたというのかい?」
と思案を巡らすのも束の間。

歩みをレジに戻せば、

「お支払いをお忘れですよ」

ナナコはチャージと支払いは別々に行わなければならない。つまりこの場合はピッという工程を二度踏まなければならなかったのだが...忘れていたのは恋心ではなく、お支払いだった。
勇ましく上げた顔を再び地面に向け、
いそいそと支払いを済ませて立ち去るのだった。
また行くけど。

ワタクシ、夏休みをとります。しばらくブログとはおさらばよ!
良い夏を!