愛想笑い教育講座

諸事情によりブログ名変更。23歳Gカップの美女だと思って読んでください

最後にウンチを漏らしたのはいつですか?

あ、やばっ!!!漏れる!!

 

そんな経験が皆さんにもおありではないでしょうか。
それにしたって、すべてを受入れ、全身の筋肉を弛緩させたときの全能感と恍惚は性行為におけるオーガズムにも勝るとも劣りませんよね。
ワタクシも随分と堅牢な菊門と、前方に伸びる強硬な砲門を所持していると自負しておりますが、大学浪人時代に1回クソを漏らし、おしっこであれば大学時代に2,3度シラフでおねしょをしております。
無論「おならかとおもったら水うんちだった」といったシュレディンガーのうんちタイプの糞漏らしなら、この年になっても数回/年といったペースで元気にやっております。
こんにちは、28歳サラリーマンです。

 

実は浪人時代の糞漏らしというのも、参考記録であります。
これがどういうことかといいますと、半分漏らしつつ、半分漏らしていないということなのです。
え?まだわからない?
わかりました、拙文ながら説明致しましょう。



時は2009年。
あと3,4日で19歳を迎えようかという、18歳の冬のことでした。
早稲田大学創造理工学部を受験すべく、なんとかというキャンパスにて机を見つめながら鉛筆を転がしていました。
1教科目の試験はあと10分で始まろうかという時に、徐々に便意の高まりを感じていたのですが、試験開始に間に合わんと思い余裕余裕と押し殺していたのです。
そういえば、毎朝の便意の周期でいけばちょうどこの時刻だなと思いました。
周期が乱れることもなく毎朝同時刻にやってくる便意は、便意不順である人もいるということにも、いささかの疑問を抱かせるほどでした。
加えて、便意痛もなく重いか軽いかで言えば、するりと出るワタクシは軽い方でした。
高まる便意を感じつつも90分をやりすごし、なんなく1教科目を終えてトイレに走りましたが、そこにはチェック柄のシャツがトイレからはみ出るほどの長蛇の列をなしているではありませんか。
理系学生といえば8~9割が男でありますので、小便器、大便器ともに人がごった返すのです。
あまりの列の長さに、校舎内のアナウンスで2教科目の開始時間を遅らせる旨通知されましたので、ほっと一安心。あとはこみ上げる便欲との一騎打ちでございます。
そして前方の数名に置かれましてもケツを抑えている始末でございますから、「漏れそうでありますから、最前を譲ってはいただけませんか?」とも聞くことができず、ワタクシはeastern youthのライブを見ているときのように拳を握りしめておりました。

moudameda

またこの時すでに両の足を踏みをやめ、ただひたすらに括約筋に全神経をやり、遠いまなざしで虚空を見つめていたかと思いますが、ノロノロリとわずかながら進む列に一縷の望みを抱いておりました。
前方でケツを抑えた数名も未だ脂汗をかいており、戦友たちのその汗がいつか冷や汗に変わることのなきよう祈っていたのです。
ややもすると、トイレの入り口の前につきました。
あと、少し。
ワタクシの中の山田勝巳は必死に反り立壁に両指をかけております。
登るが先か、タイムアップが先か。

moumurida


そうこうしているうちに、いよいよトイレへの入場。
すり足で入場する様は忍者といったところでしょうか。
パンパカパーン!
頭の中で鳴り響くファンファーレ、ツンッと鼻を突くにおいがくせぇ。

 

ふぎょぎょっっっ!!!!くせぇっっっ!!
kuwa

 

と思うのも束の間。
臭いの刺激で半分だけ出てしまったのであります。
口角をだらしなく上げることもせずに、何食わぬ顔を装い、目だけを極限まで開きながら。
そうはいってもおそらく敵は一本グソ、半分出て半分中にある状況はさながら綱引き。
出てしまったものはしょうがない、目下の課題はこの半分、茶色い状態のままいかに引き分けに持ち込むかであるかなのです。
読者諸兄はご存じでしょうが、糞たるもの通常であれば出るか出ないかの二択であり、出るときはズルりと一気に生れ落ちてしまうことが常です。
そのためこの状況は極めて稀であり、恥辱にさらされる危機に生まれた強靭な精神力を以てして初めてなせるワザなのであります。
このミラクルに、現代であれば写真でも撮ってInstagramにでも投稿していたでしょう。

iikimochi


そして、そうこう考えるうちにぞろぞろと列は進み、ワタクシは例によってすり足で個室に入ることに成功したのでした。
あとは半分出ているモノを折らぬようパンツをずり下げ、もりもり用を足し、すっきりした面持ちで個室をでました。
良いうんちだったのが幸いしてか、パンツにシミがつくことなどのハプニングはなく、しっかり再利用していることなど誰も気づかなかったでしょう。
晴れやかな気分なワタクシは、未だ個室に行列を作る虚無の瞳をした民たち一人一人と握手を交わし、背中をポンと叩きながら「次の物理もがんばろうな!」と言いたいところでしたが、
カラスの子育て期よりも気性の荒らそうな、"クソを漏らしそうな受験生"を煽っては命の保証がなかったため、やめることにいたしました。背中を叩いたらでそうだったしな。うける。

 

そうして、無事引き分けに持ち込んだのですが、しっかりと2月末に合格通知も届きました。
すごくないですか?



と、ここまでがワタクシが糞を漏らした最後の記憶でございます。
これを機にトイレの混雑が予想される時には、予めおむつを履くとよい。という教訓を得、これまでに幾たびも実践してまいりました。
実はいいことが他にもあり、
〇かすかに感じる性的快感
〇ばれてはいけないという背徳心
〇大事な話をしているのであれば中座せずに済む
といった利点もございます。
よく、看護学生等の実習?でおむつをしたまま排尿するといったものがあり、なかなかできるもんではない。といった声がありますが、ありゃ嘘です。
そういった魑魅の声に耳を貸してはなりません。

 

名古屋駅でやったときが一番刺激的だったかな。

 

ふぎょぎょっ!