愛想笑い教育講座

諸事情によりブログ名変更。23歳Gカップの美女だと思って読んでください

平成生まれのゴルゴ13

山崎 様

 

お疲れ様です。

お気に入りの席ってありますか?

学校、職場、バイト、電車、バス、飛行機。

 

僕はいつだって一番後ろ(奥)の一番恥じっこが好き。

生まれ持っての上座体質。

 

背中が壁でないと安心できない僕は平成生まれのゴルゴ13

お前の心をスナイプするぜ!俺ブスだけど!

 

教室は一番後ろの窓側だし、バスだって同じ。

 

僕のことを見ているんじゃないかという肥大した自意識がそうさせている。

誰の目にも触れないよう、日陰・多湿の場所にこっそりと根を張りたい。~あの日僕の部屋に生えたキノコのように~

当然である。平日の日中ど真ん中、あたかも図面の作成中に頭を抱えているように見せて、

 

「御奉仕してもいいですか?」

 

などとブログに書き込んでいるのだから。

ばれたことを想像すると肝が冷える。

今回はメール画面をポップアウトし、宛名に「山崎様」文頭に「お疲れ様です。」の書き出しにした。

完璧。メールにしか見えない。

しかし2年以上ブログをやって、その投稿9割以上が会社からの更新。

これは会社にとって由々しき事態である。

人の気持ちとか作者の気持ちを考えることが苦手な僕も、さすがに心が痛い。

20万円程度の採用ガチャでリクナビに支払い、月に20万円以上課金しても一向に戦力にならない。

まぁガチャを引くタイミングが悪い。SSRを引きたきゃ春先にひかないと。秋は百選連敗か遅すぎた就活デビューのゴミキャラしか出ないからな。

よかった。俺は悪くないじゃん。

どうぶつえん、どうぶつえん、うみ。

 

おっと話がそれた。

そういう心持で毎日ネットサーフィンをしながら一日を終えているわけだから、みんなの目に触れる席は最悪なんだ。

入口に一番近く、かつ入口に背を向けている席が一番まずい。

しかしながら過去に1度、そういうことがあった。そして今現在も・・・

 

 

大学4年(一度目)の春、研究室に配属された。

橋梁系の構造デザインというかっこよさげな研究室だが、その実、定員割れしたためGPA(成績指標)の低いものがぶち込まれたゴミ捨て場だった。

僕のほかに5人、合計6人の研究室。

僕は配属初日の顔合わせBBQを部活という理由で、ぶっちぎった。

配属3日目くらいに初めて足を運んだ時には、すでにコミュニティができていて、各々自分の席を確保していた。

 

「は、はじめまして林と言います。」

挨拶を済ませて榎本君に案内してもらった。

 

最悪だ・・・入り口に一番近い席。

 

とりあえず席について形だけでも取り繕ってみようと思ったら、椅子が壊れた。

そして電源タップはすべて埋まっていて僕のPCだけつかない。

対面の女はめっちゃ話しかけてくるし。

これでみんなの性格がめちゃくちゃ悪かったら安心して死ねって言えた。

だけどめっちゃいいやつばっかじゃん・・・

榎本なんてすげぇバカですげぇ色黒いんだけど、家でハムスター飼ってんだよ・・・

しかも初体験がタイで買ったレディボーイだしな。

 

「まんこめっちゃあったかかった!!」

 

って。おまえそれケツの穴だから・・・っていうのも野暮。

ホテルついてやっと男だって気づいてもお構いなしだったらしい。

名うての武士じゃん。明鏡止水。

他にも筋肉おじさんとアニオタおじさんと一日中喋ってる女二人がいたけど、やっぱりいいやつだった。

女のうち一人は先輩に卒論書かせてたけどな。

そのまま結婚したし。

 

結局僕は留年してもう一年同じ席で過ごしたけど、後輩たちに馴染めずに無言を貫いて卒業した。

この一年で「おはようございます」と「おつかれさまでした」はずいぶん上手になった。

 

、で、現在が2度目。

僕は今日も職場のおじさんたちの出入りを警戒しながら、「まんこめっちゃあったかかった!」と書き込んでいる。

あったかあったかだよ、あずにゃん・・・

就職してからAlt+Tabキーを押すのがめちゃくちゃに早くなりました。

 

以上、ご査収のほどよろしくお願いいたします。

 

冬になると思い出すこと

2017年12月執筆
 
身内も知り合いも、知り合いの伝手も、何もかもがない北海道に引越してきたのは2009年3月、大学進学を機にしてのことだった。
受験で来て以来、1か月ぶりの雪景色と、吐く息の白さに心躍らせながら、もう溶けかけているシャリシャリの雪の上を、札幌駅から北へ歩いた。
エルムトンネルに差し掛かった時に見えた西の峰々は、千葉にはない雄大さを感じさせたし、きっと北海道大学はあの山まで続いているんだ、と無限のときめきで一杯だった。
おぼろげな記憶を頼りに、契約していたアパートについた僕は、がらんどうの部屋に少々の荷物を広げごろんと寝転がってみた。
何しろリュックと手提げだけで来ていたために、翌日の引っ越し屋さんが来るまでは、せいぜい生きることくらいしかない。

 

あ、爪が伸びている。

 

そう気づいたときには、爪切りをどこに買いに行けばいいかもわからず、また桑園のイオンまで歩いた。
あれから約9年、僕はあのイオンには1度も行っていない。

 

夜になった。さて、テレビもない、携帯もパケ代を増やしたくないし、本も漫画も、ない。
カーテンはない。暖房は明日までつながらない。ご飯屋さんはわからない。コンビニもわからない。
ないないづくし。
寒かった。ほんとに寒かった。僕の気持ちは孤独とときめきで忙しかった。
もってきた寝袋に入って、友人からもらった電気ポットにお湯を沸かし、雪で待ち明かりが反射し、内地よりずいぶん明るい夜を見ながらお湯を飲んだ。

 

ばかだなぁ。と思う。
すぐそこにコンビニがあった。BOOKOFFだってあった。おいしいお好み焼きだってあった。
東西南北、どこに歩いても、5分歩けば何かあったかいものが食べれたし暇も潰せた。
でもね、ホロコーストではないけど、知識って時には罪だよね。
知らない分おそらく一生味わえない気持ちを味わえた。

 

部活の先輩に教わっていろんなご飯屋さんを覚えた。
働くようになって高めの寝具を買った。
寒い日にはココアを飲むようになった。
4年生になって彼女が出来て、いつ家に来てもいいようにと、初めて暖房をつけて生活するようになった。
それからすぐフラれたけどね。
外だってなかなか見なくなった。

 

だんだん変わっていくけど、あの時の新鮮な気持ちは冬が来るたびに思い出すな。

好きな子から母乳が出るということ

好きな異性に振られてタバコを吸い始めたクソださいポンコツのみなさん、こんにちは!
エビバディセイ!!こんにちは!!!!
うわぁくっせぇ~!!
 
大丈夫、僕も同じ手順ですっかり喫煙者ですよ。
どうせ、3markets㈱のセブンスターとかコレサワのたばことか聞いてんだろ!!
僕?僕がフラれたときは奇妙礼太郎の誰かの彼女になりくさってもだよ!
あとおとぎ話のBoys don't cryと敏感少年隊の花咲くこの街で。
極めつけは自分で曲まで作ってるからな!天才!!いやバカだわ。
何が「きみのッ!なーまーえはウ・チュ・ウ・ネ・コッ!」だよ。はぁ。
そしてその後好きな女の子と誤ってセフレになってしまったけど好きと言い出せない曲を書いて、
結婚初夜にフェラチオし(され)ましょうってウェディングソング書いてるからな。死ぬわ。
 
狸小路で行き交う中国人相手にド下ネタの曲弾き語りしてるのボクデスゥ。
あ、10円ありがとアルネ~!
 
 
と、いうわけで、皆さんは片思い中の女の子の母乳を飲んだことがあるでしょうか。
いや、ないこと前提できいてるからな。
当然僕もないのですが、好きな女の子の母乳を飲むって非常に複雑な気持ちだと思うんですがどうでしょうか。
片思い中の女の子から母乳が出るということは、つまりそういうことであり、あんなことやこんなことをした挙句にそういうことになったことが容易に想像できますよね。
ここに好きな子に触れることができる喜びと、もはや自分のものになることはないという悲しみの寄せては返す葛藤を繰り返し、複雑怪奇な感情を抱きながら乳首を探り当てるんじゃないですかね。
たぶんルノワールの絵画のような美しい光景ではなく、まさしく地獄絵図ですよ。
古谷実でもこんなつらいシーン描けないアルヨ。
くぁーーー考えただけで辛い!!!辛いけど飲んでみたい!!!
 
ふぇ~ばいば~い!

午前6時22分京王井の頭線吉祥寺行き

8月17日金曜日、仕事に行きたくありませんの電話を切った後、ADバンを転がして常磐道を東京方面に向けて走った。向かうは下北沢。夕方より始まる左利きの女の子のライブを見に来たのである。
高速料金往復18,000円、ガソリン代往復10,000円、チケット代1D込み3,000円、コインパーキング代2,400円。
ちょろいちょろい。財布は薄く情には厚い、尻は軽いが腰は重い僕だが、あの娘のためならエンヤコラエンヤコラ。いやいや失敬、あの娘のためじゃなくて自分のためだったわ。付き合っていた時からチケット代がゲストだったことなどないが、文句の一つもないよ僕は。好きなバンドが僕の落とした3,000円でダダリオの弦でも張ってくれれば最高じゃん。僕がライブに行くのは左利きの女の子がいるからではなく、バンドが好きだからだよホント。一番後ろで両手をだらんとたらしながら不動の姿勢で見ていたけど、心の底では浮かれていたし、右足だけは踵をうかせてリズムをトレースしていたよ、最高、らぶ。来てよかったわ。
箱打上げおわったら一緒に飲もうなんてメールを15分悩みながら打って、返ってきたメールに歓喜。24:30にライブハウス前にて座って待つ。来てくれてありがと、って、ニッとわらう。来てよかったわ。24:40鳥貴族。普段僕らは無口のくせに飲んだ時はよく話す。左利きの女の子も、バンドのしがらみのない僕と話す時はきっと楽なのだ。バンドの話はほとんどしないよだって話飽きてるだろうし考えつかれているだろうから。
金麦2つください。
ここしばらく毎日お酒飲んでるしダメダメな生活していたけど、一昨日は飲まなかったよえらい?エライぞえらいぞ。すいませんハイボールください。
一緒に住んでいた彼氏と別れたよ。またかよ忙しいなぁ。すいませんハイボールください。
はやしくんとの付き合い始めは全然好きじゃなかったけど、付き合ってからあんなに好きになったのはあとにもさきにもはやしくんだけ。じゃぁなんで付き合い始めたのよ。バンドマンじゃなかったから。楽しいなぁ、楽しいなぁ。すいませんハイボールください。
ペースの落ちてきたハイボールに浮かぶ四角い氷を指でトントンカラカラもてあそびながら、左手でグラスを握ってニコニコ顔ではなす女の子をみつめてその話をうんうんと聞く。そういえば一度うちにきて一緒にご飯を食べたときに、今日なんか違うの気付く?と聞かれて何も答えられなかったことがあった。結局右手でご飯を食べていたというネタばらしをしてもらったのだけれど、なんだかそれを気付けなかったことに今でも後悔していてる。酔った頭でそんなことをまたしても思い出して、今だったらすぐ気づいて笑いあえるのになぁなんて思ったけれど、目の前の左利きの女の子は最後まで左手にグラスを握っていた。
最近めちゃくちゃ最悪なんだよねとバツの悪そうな笑顔をうかべて切り出した左利きの女の子が何をしゃべりたいかなんてすぐわかる。その顔、知っているぞ。ホントに最悪だなぁ。なんて話す前から笑って、いいよ話せよ、という僕は左利きの女の子が僕がちっとも聞きたくないことを話すであろうことは知っていた。それでも話させたのは、左利きの女の子が僕に対して抱いているはやし相手なら何でも話せるような居心地の良さを失ってほしくないからだし、永遠ではない僕らの関係の中で僕が今少しだけ我慢すればもう少しだけ笑ってくれることを知っていたから。左利きの女の子はバイト先の店長にちょっかいをかけてバイトの勤務に便宜を図ってもらっていることやマッチングアプリでであった最初の男とセフレになっていることや今夢中になっている男が近所の居酒屋の社員だから週5で一人で飲みに行っているという話を始めた。自分に興味がない人が好きなだけだろ、どうせ向こうが振り向いたら冷めるくせに。と言ったらそうだよねと笑った。相手はばついちで二人の子持ちだと告白してきたみたいだけど私バツイチが一番好きですと答えたそうだ。いったいどんな顔して話を聞けばいいのかわかんなかったけどとりあえず笑顔が剥がれ落ちないように一生懸命はりつけながらホント最低だなといった。左利きの女の子はそれをきいてなんだか笑っていたから正解。今日の僕は聞き上手。でもね、人の気持ちを考えているのかどうかはわからないけど、自分の気持ちに正直に愚直に生きているところはやっぱり好きだなぁ、変わんねぇな。
すいませーん、ハイボール濃いめください。
幸せにならなくてもいいけど、不幸じゃないならそれでいいよ、とりあえず心と体は健康でいてよというと、それって一番幸せじゃんと言いながらアメスピに火をつけていた。キャスターからアメスピに変えたのはずいぶん前の話だし、僕も知っていたけれど、キャスターの匂いがしてしまったら僕はちょろいから溺れていたろうね。あぶねー。いや、もうておくれ?
おそらくこれから先僕が左利きの女の子の未来にかかわることで、不幸にすることも不幸から引きずり上げることもできるだろうけど、僕という存在が左利きの女の子の慢性的幸せの要因になることはないんだろうなと考えたらすごく悲しくなった。君の未来に僕はいない。
そしてこんな泥沼から抜け出せたらどんなに楽だろうとも思う。でもね、好きだから引きずってるんじゃなくて、引きずってる自分が好きだから好きなんだよって色々な人から何回も言われたけれど、だからなんだよそれがわかってどうしろっていうの?
鳥貴族が閉店時間だというのではやしーもう一軒いこーの声に勢いよく同調して、会計をすませる。余裕余裕、お金余っているからなんていうと、ハッピー便利おじさんだねと言われて体中が溶け出すくらい笑った。
何時だったかは覚えてないけれど外はもう明るくなり始めていた。次のお店は徒歩2分のところにある座れる立ち飲み屋。とかいってカウンター前には椅子がならんで立つスペースがないんだけれども。そのお店は左利きの女の子にとっては馴染みのある店だから、店長のサトウさんといくらかはなす。トリスハイボールとポテトサラダください。実はさ、今日8時半に集合してキャンプにいくんだよねって言われてまた笑う。絶対寝過ごすじゃんちゃんといくよいや寝過ごすじゃんを繰り返す。家に寝袋取りに行かなきゃといいながら左利きの女の子は2杯目のラムハイボールを8分残してカウンターに突っ伏してしまった。こうなるともう起きないよねとサトウさんは困った顔をしたが、僕は起こし方知っていますという。時刻は朝6時7分。肩をゆすってもだめ、無理やり立たせてもまた座る。こういうときは〇〇に遅刻するよと言ってやるとよいのは知っているんだぞ。6時半だよ~キャンプ遅れるよ~と言ってやる。したっけ、いっぱつでおきた。ちょろいもの同士だな。会計は1,900円。ハッピー便利おじさんには痛くもかゆくもないよ。
下北沢駅まで明るいね~朝だね~なんて二人で歩く。こんな時に手なんて繋げたらこの世がひっくり返ってもいいなと思ったけれど、やっぱりやめた。それなのにバイバイまたねでハグして、キャップを後ろ向きにかぶりなおさせ、キスした。ばかだな、僕。左利きの女の子は僕を見てニッと笑った。世界は泰然自若と在り続けて改札はピーンポーンとなっている。なぁんだ本当にひっくり返ればいいのに世界。でもまぁ今日この時までに目の前に広がっていた小さい世界はそれなり、いや一番幸せだったよな。
手を振った後に改札を超えてユラユラと漂う足取りと後姿に、ほんとに宇宙のような女の子だなと思った。結局左利きの女の子は振り帰ることなく、午前6時22分京王井の頭線吉祥寺行きが僕の恋を連れ去った。
帰り道に落とした僕の握りこぶしサイズのゲロに恋心も含まれていたらだいぶ軽くなるかね、と思ったけど依然酒にも恋にも酔ったまんまで足取りは重かったよ。いったい何に酔ってんだか。
※ゲボは自販機で買ったい・ろ・は・すで、このまま僕の恋心も流し(中略)流しました。

学生時代に友達はいましたか?Yes→京都大作戦へ No→夏の魔物へ

夏の魔物へお越しの皆さん、こんにちは。
 
あいみょんコムアイのインタビューを読んだら学生時代はクラスに馴染めず友達がいなかったと書かれていた。コムアイは形ばかりの友達はいたものの、空虚さとつまらなさは感じていたという。
筋少大槻ケンヂ、銀杏の峯田和伸に始まり数々のバンドマンがインタビューや書籍内で学生時代(主に高校時代)に友達がいなかったことを騙っているし、僕の好きなインディーズのバンドマンでも友達がいなかったと公言している人は多い。
 
いや、たぶんそう騙るほとんどの人がおおマジで友達いなかったんだろうけど、絶対ファッションで言っているやつもいるだろうよ。だって憧れのバンドマンが、人の琴線に触れるような歌詞と曲を書いて反体制的な主張していたりリビドーをぶつけていたりしたら、かっけーーーーってなるもんね。バックボーンまで真似したくなったりするよね。僕はなる。
そういうわけで、僕は学生時代に友達がいなくなかったと思い込もうとしたけど、ダメだったわ。いっぱいいたし、友達。
 
友達いないごっこだとしたら、やめませんか?友達だと思っていた人の気持ちはどうなるんですか。今のマイノリティなコミュニティが自分に合っていて最高に楽しいからって、学生時代の友達だった人まで否定するのは違うんじゃないですかね。
友達がいたバンドマン・アーティストはいっぱいいるはずです。ナオトインティライミファンキー加藤ヤバイTシャツ屋さん以外にも、クラスの中心でウェイwを叫んでたやついっぱいいんだろ、先生目つぶってるから手あげろ!
おいコムアイ!!やっぱりお前か!ナードぶってんじゃねえぞ。絶対ジョックだったべや!
 
友達がいようがいまいが、バンドマンに人間性は求めていないので大丈夫です。
ホント、それぞれがおもういい音楽だけを目指してやってください。
本当に友達がいなかったら歌詞とか曲にそのほの暗い本質が滲むだろうから、それでいいじゃん。
ぼくは曲を聴いてそれを判断できているつもりで、それでいて学生時代に友達がいなそうなバンドが好きだな~~。
周囲との関係を良好に進めるために、取り繕うことって絶対あるじゃん。取り繕うことばかり覚えた僕みたいなうんこに対して、友達がいないやつの場合はなんだか言葉に真実味がある気がするし説得力がある。
なんとなく嘘くさいやつって、わかるぞ。
 
仮に勘違いだとしても、裸の王様でいいし、12時過ぎてもシンデレラでいさせてくれよな~

特殊性癖との向きあいかた

「申し訳ありません。18歳未満のお客様にはうれません」

 

これは僕が中学生の時にTSUTAYAで「ふたりエッチ」を買おうとしたときに実際に言われた言葉だ。

 

なぁにが18歳未満のお客様には売れませんだ!!!!

以来僕のおかずは7割以上AVだよ。

おかげで頭の中で女優の裸を想像してティッシュを散らすことも、グラビアを電球に透かして見て部屋を栗の花の香りにすることも、えっち本をこそこそ買いに行くこともしなくなったわ。

ふざけんな!!!!死!!!

 

18歳未満にエロ本売らないやつとかやめませんか?インターネットに無料の動画が蔓延している今、どうやったって色欲色狂い小中高生はエロコンテンツにたどり着いてしまうのだよ。あーゆーあんだすたん??

僕だってwinMXでよくわかんねぇ洋物無修正大量にDLしてたし、白人スキンヘッドがまんこに頭出し入れしている動画見てたよ。

そしてAVの知識ばかりが肥大した僕たちはガチャガチャ手マン族やジャンクセックス族になって、彼女らの集団に陰ながらポアされてしまうのだ。(さすがに頭は入れなかった)

汎用性のある前戯などを教えてくれ。

最適解は僕ら二人だけの世界で夜よどうか明けないでと祈りながら探す。

そういった意味で「ふたりエッチ」は様々なアンケートを乗せており、学びながら色欲を満たせた良著だったのによ。

 

そしてインターネットが普及しすぎて、せっかくのアンケートかっとばしてより刺激の強いエロ動画によだれ垂らしてくいついてしまうのだよ。終わった後の肉体はもはや概念になっているので使い物にならないし。

だからね、公共事業として週1回程度「ふたりエッチ」を河川敷に捨てる職員を雇い、年齢確認なしのエロ本自販機を設置しようではないか。

それがだめなら「ちゃお」とか「コロコロコミック」に正しいセックスを載せておけ。「anan」にセックス特集があっても、ありゃ顔にニキビのついた童貞中学生は手に取らねぇから無駄だ。

これで万事おっけい。

 

ある程度の汎用的知識は手に入れたところで、あとは特殊性癖との向き合い方。

これは少し厄介だし、僕自身法に抵触する特殊性癖はもっていないので、大枠だけ考えてみた。いや、元彼女に自分のかけていた眼鏡をかけさせて、お兄ちゃんと呼ばせながらピストンしていた話は許されるだろ。はまんなかったから3回しかやっていないし。

 

新しい性教育の方法はこれ。

 

学校の保険の時間は性癖ごとにクラス分けして授業をする。

 

盗撮、小児性愛、痴漢、強姦これらはやったらだめです!!

 

あ?ダメだぁ?ダメなのはわかったうえでやっているから再犯率だって高いんだろうが。

どれもクソ最悪でやってはいけないことだけど、そういった社会的道義に背いている背徳心が生む快楽と理性の狭間におぼれているやつだっているだろうよ。

ふつふつと湧き上がってくる触りたい・・・を、やったらダメ!で抑え切れなかったから再犯すんだよ。

いいか、やつらの性癖のほとんどは恐らく先天的なものだ。道義から説いて抑えつける対症療法よりも芽が小さいうちにしっかり摘み取ったり、花が咲かない方法を、根治療法を真剣に教育してやるべきだろう。

 

講師は以下の通りだ。

代ゼミの7兆倍すごい最高の講師陣をそろえた!

盗撮は田代まさし先生

小児性愛板尾創路先生

露出癖は草彅剛先生

強姦は高畠裕太先生

なんだこれ楽しそうだな・・・

 

 

 

別に特殊性癖野郎たちを擁護したり肯定しているわけではないからな。犯罪者は死んでくれ!!!!りょうちゃん!!!

 

と、僕は思いましたよ。

2012年夏左利きの女の子

せっかく友人のいないはてなブログに来たのだから書いてしまえと思い立ち書きなぐる。おふざけなしに気持ち悪い過去のことを書いているので読まなくてもいいですよ。
 
順風満帆に元気の押し売りをしていた僕の持ち前の元気に陰りが見えたのは2012年の夏のこと。バイト先の4歳下の黒髪ボブで左利きの女の子を本気で好きになってから。トトロみたいに歯をかみ合わせたままニッと口角を上げて笑う笑い方が好きでいつのまにか完全に惚れていた。へーバンドやってるんだ、なんていうバンドなの。とかなんとか会話を紡ぎながらやっとデートにこぎつけて夏の日にバイクで藻岩山に登って告白、手をつないでバイクまで戻って僕のアパートに帰る。私でいいんですかという彼女はホントは一人称は自分の名前だし、手をつなぐことが好きではなかったことも、当時18歳にして経験人数が10人を超えていたことも全く知らなかった。家に着いたら、タバコ吸っていいですか。と聞かれていいよと答えた。僕は喫煙者ではなかったから蚊取り線香の皿を渡してあげた。ベランダを向いて家の前の公園をボーっと見つめながら、以前拾ってきたオフィスチェアに体育座りしてタバコを吸っていた。キャスターマイルドというタバコはバニラの香りを以て部屋に立ち込めた。あの匂いが大好きだったし、左利きの女の子がタバコを吸う姿が好きだった。それがすべての始まりだったのだけど。
バンドマンは男が多いコミュニティだったけど、元々束縛しないタイプだからアパートに来ない日が続いても放任していた。今日あそぼうよ、今日は無理だよとか今から行くね、なんて、アポを取るためのメールはよくしていたけど、雑談のメールはしない(こない)のでどこでなにをしているのかがわからなかった。僕が束縛しなくなったのはやはり苦い思い出なのだが中学の時にあまりにも重すぎることが理由でフラれたから。だからホントはもっとしつこく誘いたかったけどもその時には既に左利きの女の子がフワフワしていて握られることを嫌う羽のような人だということが分かっていたから、とりあえずいつアポなしで来てもいいように電気はつけてアパートの鍵もあけて落書帳に書置きして灰皿はきれいにしておいた。それから生理の時のためにロキソニンを大量にかっておいてあった。ごめんね、ごはんだけはつくれなかった。だから一緒に寝た次の日の朝は、寝起きの悪い左利きの女の子をおこさないようにそっと出て近くのパン屋にサンドイッチを買いに行っていたのだ。
バンドの練習を昼にしてバイトを夜勤にするとその両方に近い僕のアパートには寝に来るだけというようなことがたくさんあって、やっぱりそのたびにセックスをしていたらある日ドロドロに酔った日にどうせやりたいだけなんだろと言われて涙が出た。なんて返したかは覚えていないけど、結局月並みなことしか言えなくて左利きの女の子の胸には届かなかったんだろう。そのころからフラれる予感におびえてお酒を飲むたびに泣いていたし、そばにいない時でも寂しくないように僕もキャスターマイルドを吸うようになった。匂いはするのに抱きしめることができなくて余計寂しくなった。
3月26日のAM2時に僕のアパートに突然やってきて、寝ていた僕のベッドに両腕を乗せて指先を組んで手の甲の上に顎を乗せて僕の顔をじっと見つめていた。その時もいつくるかなと緊張していたから、ドアノブをひねる音で目が覚めたのだけれど少し寝たふりをしていた。顔を見つめているのはわかっていたのだけれど、こらえきれずに笑ってしまったら左利きの女の子もトトロの笑顔でニッと音を立てずに笑った。そこで初めて顔を見てみたら悲しい目をしていた。とっさに一緒に寝よといってみたけど、左利きの女の子は別れよといった。間に合わなかった。どうしてときいたら、はやしくんのこと大切にしたいと思うほど好きではなくなったと言われた。僕はいやだいやだと大泣きをしたけど、じっと僕の手を握る左利きの女の子は悲しい目をしたままだった。
最後にお別れのハグをしたときに堰を切ったように泣き始めた左利きの女の子は振り向かないで玄関を出て行った。最近読んだブログの言葉を勝手に引用してしまうけど、一生懸命な僕と左利きの女の子ではやっていけなかった。勝手に永遠をささげた僕はいつのまにか自爆していたのかもしれない。
ある日のはやしくんダメになっちゃいそうだようというメールを皮切りにしばらくは定期的に会ってセックスはしていたのだけれど、結局またやりなおしたいの僕の言葉にセックスってなんとなく愛っぽい行為だからダメなんだよ。はやしくんはいい子なんだから別な人を見つけな、バンドマンはやめたほうがいい。といって左利きの女の子は東京に行ってしまった。僕はそのなんとなく愛っぽいものを感じれるからせめて会っている間だけはと思っていたのに。
2年後に千葉の実家に帰った時に左利きの女の子と一緒に飲んだ。彼氏ができたみたいだからセックスはしなかった。僕と別れた後に、バイト先で僕も左利きの女の子も仲良かった人と一度セックスをしたと言われたときに、どういう気持ちでいればいいのかわからなくなって、べろべろに酔っぱらって阿佐ヶ谷の駅で寝た。しかもさ、そのまたしばらくあとに飲みに誘われたときに、ハッピーハッピーで飲みに向かったのにその男もいて、僕だけめちゃくちゃ暗い気分で飲んだこともある。性病になったと聞かされて、一万円を渡して走って帰ったことも全部昔の話なのに全然忘れたくない。
東京に行ってから一度新曲を聞いてと送ってくれたことがあって、毎日聞くよと岩井俊二花とアリスみたいな答えをしたことがある。いまはもう毎日聞くことはないけれど付き合っていたときから6年たった今も未だに僕はキャスターマイルドを吸っているし、何度か彼女もできたけど一番会いたいのはいつだって左利きの女の子。でもやっぱり左利きの女の子が吸っていた時のあのタバコの匂いが好きだな~