愛想笑い教育講座

諸事情によりブログ名変更。23歳Gカップの美女だと思って読んでください

吾輩はブスである。モテない。

僕はブスであるが故に自尊心が低くなりすぎて、異性としての女の子に対するハードルは、ほとんど地面に転がる小石をまたぐようなものだ。
加えてバカで単純だからどんな女も歩けば、あるいは呼吸さえしていれば惚れてしまうのだ。
 
つまりこの世はバラに彩られた天国だったのだが(棘で傷つけられること数多)、どういうわけか、歩くは老人か猫しかいない宮城県の辺鄙な街に居を構える運びとなってしまった。
おかげさまでここ最近は誰かに惚れることもなくやっているのだが(実は近所の牛丼屋のニカイドウさんがお気に入りなのだが)、いつのまにこうなってしまったのだろうか。
少なくとも小学生時代はそれなりにモテていてよりどりみどりちゃんだったこともあるし、明るくて快活な少年だったぞ僕は!!!粗めのザルで選り好みしていたわ!!
こうなってしまっては、過去の僕のモテエピソードを読者の皆様に知らしめねばならぬ。どうか僕の正体をただの性根も顔も歪んだブスではなく、底の知れた浅めのブスなのではないかと考察してくれ。
過去のモテエピソードと武勇伝的昔は悪かったが女に嫌われる話がだというのは承知しているのだが、嫌われるリスクを冒してでもただのブスから挽回しなければならない。なぜならばブスが嫌いだからだ。
え?冒頭で、どんな女でも歩いたり呼吸すれば惚れるって言ってたじゃないか?
ばかブスは例外だ、僕が息の根止めて歩けねぇ体にしてやるよ!!!
 
く・・・苦しい・・・やめてくれ・・・
 
 
小学6年生1年間、千葉県流山市でシティボーイをやっていた僕はどうしようもなくモテていた。
ラブレターが下駄箱に入っていたこともあるし、インフルエンザで休んだバレンタインデーには女子が次々と来訪し、ラブレターとともにチョコをよこしていったのだ。
直接好きだと言われたのは1回きりだったと記憶しているが、ラブレターは通算で10通近くもらったかと思う。
当時はまだ恋人という概念がなかった僕らにとって、告白とは言うものの文字通り思いを告げるだけで、両思いなのかそうでないのか、お互いの意思を確認するだけのものであったのだが、それら一通一通に律義に返事を書いたことを覚えている。そしてその告白というものは、惚れた腫れたのお話が大好きな小学生の間では、ひと際ハードルの高い行為であった。
未だにそのラブレターを温めて健気に孵ることを待っているのだが、時すでに遅しだわな、もう向こうは忘れているわい。
イマドキの小学生は・・・なんて言うつもりはないのだが、なんにせよませている者も大勢いて性行為に及ぶこともあるそうだから、28歳会社員はおったまげである。
流山にもそういう風習があったらよかったのに・・・
僕は中3のころに初めて手をつないだけど、ガマン汁つゆだくだったよ、まじ。
お前らの小学校にも一人はいただろう、年がら年中半そで短パンのハッピーマン。あれ、俺だよ。
僕は真冬にもかかわらず半そで短パンで、立派に鳥肌立てながら寒くないとか言い張ってたけれど、寒かったわ。しかも短パンでトランクスはくと金玉ぽろりすんだよな。許してくれ。
まぁそれが当時の鰭ヶ崎小学校の少女の好みに偶然マッチングしたんだろうけれど。
だけれども、リレーの選手だし通知表の成績もオール◎ときた、ギャップも完璧じゃん。タイ米似のブスだったことを除けば・・・
 
ただ、好きな子への想いは成就しなかったね。スズキアユミちゃん。
中学校3年間も含めると通算5年間片思いをしていて、3回告白したのだが全然ダメだったのだ。
僕が彼女のことを好きだったという事実はほとんど学年中の知るところだったのだが、結局彼女は僕の嫌いな奴(イケメン)と付き合ったりしていて、わりとちゃんと枕を濡らしていた。
修学旅行の時に友人に写ルンですをもたせて、おもちゃのサイトウのブタメン2つと引き換えにスズキアユミの隠し撮りを依頼し、出来上がった写真を生徒手帳に入れたりしていたなぁ。
どうですか?最強に気持ち悪くないですか?
 
こういうわけだから中学3年間も誰とも付き合ったりすることはなかったけれど、告白はされていたよ。3年間で5人くらいかな。このころは後輩女子が先輩男子に告白して付き合うというようなことがあったけれど、これもイケメンに限られることで、僕に告白した5人に後輩は一人も含まれねぇよ!!
あとこの時めちゃくちゃ喧嘩強かったしな、僕。だいたい中学生女子はちょい悪の男にあこがれるもんだ。僕もいろいろやったりしたけれど、喧嘩では負けなしだった。なぜならば自分より弱いやつとしか戦わなかったからだ。ナルホド~!!
 
そして、高校。高校は1人だけだ。一緒に浪人した女の子と仲良くなって、僕と同じ大学を受験してくれたのだけれど、僕だけ受かった。その後告白されたけども断った。これがモーレツにつらくって、「モテたいがためにカッコつけたり、見栄を張ったりすることもあるけれど、こんなに相手を傷つけることがあるならば一生モテなくたってイイ!!」と(今にして思えば)大見得切って柏駅南口で泣き叫んだりしたけれど、今は狸小路で声を大にして泣き叫ぶぞ。「モテたいぃ!!!!!!!」
 
そんでそっから先10年間は2人。
あるだけ喜んでよろしいのかもしれんが、タイプ!イケメン!と言われたことは一度もないブスナメクジだし、当時の彼女とセックスした後の消灯後のベッドで、「林君て暗闇だとイケメンだよね」と言われたこともあるし、アパート階下のアメリカ人女性に「ハヤシ、ブス。アメリカダト10ダンカイチュウ3クライ。」と言われたくらいだから、しっかり卑屈になっているのだ。
 
数えてみたら思ったよりモテていたようだけど、安心してほしい、これの3倍くらいフラれているから。