愛想笑い教育講座

諸事情によりブログ名変更。23歳Gカップの美女だと思って読んでください

踊ってばかりの国

もう10年来「踊ってばかりの国」というバンドが好きで好きでたまらないのです。

ボーカルの下津君を含めてギターが3人とベース、ドラムという編成のバンド。
メンバー編成を繰り返して、オリジナルメンバーは下津君のみ。
一時期は全員ロン毛で全員ガリガリサイケデリックでヒッピーを彷彿とさせる容姿でありましたが、楽曲は"いかにも"という感じではなく、え、この容姿で、この曲?この歌詞?というような、カテゴライズ不能な奥深さがあるのですよ。
生憎僕にはそれを説明できるだけの語彙力、あるいは針の穴を通すような正確無比な表現の言葉の積み上げができないために、皆様にはyoutubeというものでどんなもんなのか感じてほしい。
goose houseの動画を見ている暇があったら踊ってばかりの国を見てください。
いいですか、MVよりもライブ映像を見るんですよ。

まずボーカルの下津君は目が殺気立っていますよね。
コカインやりすぎじゃないですか?何人殺(ヤ)ったの?みたいな。
でもね、歌うと違うんですよ。
下津君に潜む天使と悪魔を垣間見ることになります。
小鳥のさえずりのようなめちゃくちゃ優しい声で静かに歌ったかと思えば、次の曲で鬼が憑依したかのような声で張り上げる。
曲ごとに声色も表情も変わるんです。
オールシーズンいける。
川本真琴(春)とTUBE(夏)とオフコース(秋)と広瀬香美(冬)が同体になったようなね。
もうヒルクライムでいいじゃないですか。
え?泉谷しげる?どっちだっていいですよ。

僕はね、楽器とかバンドとしての役割というものはよくわからないんですがね、5人という数もいりゃノイズが混じるのが普通だと思うんですよ。だけど踊ってばかりの国は当然迫力もあるくせに、不必要な音を最大限まで落とした編曲のダイエットバンドなわけです。
こういうきちんとしたダイエットに成功しているミュージシャンの代表ははっぴいえんどだと思っていますが、はっぴいえんど矢吹丈戦の前の力石徹と例えるならば、踊ってばかりの国は死ぬ直前のマッスル北村を彷彿とさせるのですよ。パンプアップしまくり。
キレテルキレテル!!
三角チョコパイ!!
二頭がデカイ!ダチョウの卵!!
肩にちっちゃいジープが乗ってるよ!!!!

まぁメジャーでもないので、はまらない人は大勢いるでしょうよ。
僕もWANIMAやヤバT聴くとアレルギー出ますしね。
それでも好きか嫌いかの判断は聴いてからにしよう。
そんなわけでヒルクライムをよろしくな!