愛想笑い教育講座

諸事情によりブログ名変更。23歳Gカップの美女だと思って読んでください

涅槃で待つよ

10月1日より札幌の本社に籍を戻して働いている。

9月におきた大地震のせいで、戻るなり残業残業残業で勤務5日目で25時間の残業。

月150時間ペースである。ふぎょぎょ〜〜!!

週に1回くる今年こそ退社してやろうの波が、今週は毎日僕のハートをノックしている。おやおや、また来たのかい。

我が社はどうやら労基が入っているらしく、残業は最大月45時間を厳守しなければならなくなってしまったらしい。

超えた分は強制的に代休をとって月の労働時間を調整しなければならないのだが、一体どうしろというのだ。

息くさ地獄、加齢臭地獄、おしゃべり地獄の次は残業地獄である。僕が仏教徒であるならば、あと4つの地獄が待っているはずなのだが、お手柔らかに頼めないだろうか。酒池肉林地獄とか無職地獄とか無限射精地獄とか・・・いや、最後のは間違えた。一番辛かった。あ、やめて!!もういってるから!!!!無理無理!!!!

近年は努めて愚痴を言わないようにしていたのだが、もうブログの中ぐらいはいいじゃんか。だって息臭いのも残業たくさんも辛いもん。田中歯科クリニックの腕だって最悪に悪い。まだ歯いてぇしな。

 

さて、南三陸町の職場は平和といえば平和だった。

片道30kmの通勤路がすごく好きだったのだ。

トンビがヒョロヒョロ、キジはケンケン、ヒグラシはカナカナとなき、カーステレオから流れる「踊ってばかりの国」の新譜は何周しても色褪せない。退勤時の三陸道、登米東和ICの向こうにある1級河川を渡れば、眼前に広がる青々としたはずの田んぼは橙色に染まるのだ。

想像してみてくださいよ、車通りの少ない高速道路で順調に歩みを進める普通車。ステレオからは自分の大好きな音楽が流れているときた。そして見事なまでの夕焼け。田んぼではノロノロと進むトラクターと、野焼きの煙、狭い村落道に走る無人の逆光のバス。

朝?朝もいいぞ、朝もやが左右の山を包み込んでいるし、窓をあけて走れば青々とした朝の香りなのだ。

アァ素敵!ちょー素敵!ノンストレスの天国。今日のご飯も明日の仕事も、遠くのお前のことも、歯医者で嫌な思いをしたことも、全部全部忘れられていられる瞬間。

願わくばこの情景を説明するに足る語彙を持ち合わせていればなぁ。

お前らにはわかるまい。わかりたければ、僕と同僚になろうではないか。息くさ加齢臭もセットだけどな!地獄のハッピーセット

 

それでは諸君、涅槃で待っているぞ。