「いらっしゃいませご覧くださいませ~」
タワレコ目指して地下歩行空間からPIVOTに入った瞬間に現れるあれ、めちゃくちゃ怖くないですか?
27番水道のポケモントレーナーよろしく、次から次へと話しかけてくる。
お前はジャラートピケだか何だか知らんが、そんなもこもこのかわいいパジャマ、僕が着ると思うか?
僕のディグダで穴をほるぞ!!
嫌いな言葉ってあるよね。ぞっとする言葉とか、生理的に受け付けない言葉。
先に挙げた「ごらんくださいませ」もそうだけど、少し整理してみよう。
①〇〇させていただきます
弊社の朝礼の一環として、松下幸之助の心得などをまとめた格言集を、入社1年目の社員が朗読するというクソイベントがある。
読み手の社員は朗読前に「朗読させていただきます」とかいうんだよな。
この習慣の是非は置いといて、「させていただきます」ってむかつきませんか。
「あなたがたの貴重な時間を割いて大変恐縮ですが、私が松下幸之助の格言をお伝えしますのでお付き合いさせてください」
みたいなニュアンス。読みたくて読んでるやつ、一人もいねぇから。朗読はお前の仕事じゃないから、
「朗読させられるから聞け」
くらいの気持ちで構わない。
仕事としての朗読は、市原悦子に任せとけ。
②かれし↑かのじょ↑
わかります?語尾を上げて発音するこれ。
絶対こいつら浅黒いしサーフィンとかやってる。
全員EXILE。語尾下げたら死ぬから。
③鬼ヤバイ
お前の頭だ。
④重複(じゅうふく)
わかる、あなたたちの言いたいことは鬼わかりますが、生理的嫌悪感ってのはこういうもんだろ。
今は「じゅうふく」読みも市民権を得て広辞苑に載っているらしいから、誤用じゃないもんね。
100歩譲ってそもそもが「じゅうふく」読みだと思っていたやつはいいよ。
だがな、本来は「ちょうふく」読みであることを知っていながら「じゅうふく」と読むやつは許さん。
新手のマウンティングですか?
私は「ちょうふく」が元来の言葉であると知っていますが、保育園卒のあなた方にもわかるように、わざと「じゅうふく」と読んでいるよ。
みたいな。お前は「独擅場(どくせんじょう)」と書いたバットで「的を射る!」って叫びながら200回ぶんなぐってやるよ。
でも僕は「独壇場」を「どくせんじょう」と読むやつも許しません。
④(上目づかいで)ご奉仕してもいいですか?
すげぇパンチライン。いわずもがな。
汗をぬぐって攻守交替の準備をして、いざ、しゃぶらせんとしているときにこんなことを言われたらどうですか?
百戦錬磨、一騎当千、万夫不当、蓋世不抜、無双方天戟。
ふぇら界の呂布。かぁ!!!
きっと騎乗位もとんでもない。僕たちはなすすべもなく赤兎馬。早い。
こうなってはもうどうにも立ちゆきません。
お前はもう元カレに負けているから。
隙のない元カレの調教の成果に一瞬で鬼やばいから。
恥じて死すより、生きて汚名をそそがん。
とかいいながら、前の彼氏の幻影に怯えつつも必死で耐えるんでしょうねぇ。さながら黄巾の乱。
だいたいが、どんなタイミングでその類の調教するんですか?え?独学?
なんにしてもそんな迷いなくすらすら出てくる単語じゃねぇよ。古舘伊知郎でも噛む。
そしてその場馴れした女のポテンシャルにドン引きですよね。
あ、こいつはセミプロだな。目が違う。血で血を洗う骨肉の争いをぎりぎりで生き抜いてきたreal faceだもん。
って。
果たして「御奉仕」で興奮しますか?って話だよ。
あの、ほら、、、、僕は「おにいちゃん」のほうが好きだし・・・
断然
3Pです。
遠くから聞こえてきませんか?
「敵将!討ち取ったり!」
そんなのどっちでもいいじゃん。君たちは一生前の彼氏の亡霊にさいなまされてろ。