愛想笑い教育講座

諸事情によりブログ名変更。23歳Gカップの美女だと思って読んでください

愛想笑い教育講座

世の中はあまりにもどうでもいい話にあふれかえっている。
昨日見たテレビの話、過去の武勇伝、他人の悪口・・・
これらの話を否応なしに聴かされる状況は、人生において1度や2度ではない。
例えば仕事上の付き合いなどでは、冷たくあしらうわけには行かなく、愛想笑いを以て関係を円滑にすることができる。
社会不適合者の諸君には、愛想笑いの仕方を教えてあげよう。

 

昨日僕は悪夢を見ました。
不注意で実家を火事にしてしまった夢や、兄に屋根から突き落とされる夢よりもよっぽど嫌な汗をかいて目が覚めた。

 

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天井に光る蛍光灯を視界の端で捉え、瞬きを2,3回繰り返す。
上着越しの背中に感じる冷ややかな温度をうけて、僕は職場のデスクの上にあおむけで横たわっていることに気づいた。

 

どういうわけかむき出しになっている僕の怒張した陰茎に、初老の男性上司が吐息を吹き付けている。
悪魔祓いの儀式とも、難解な女体盛りとも形容しがたい光景。
とにかく普段の日の当たるデスクの雰囲気とは乖離し、チバユウスケの4弦のような緊張感のある光景だった。
これは、世界の終わりである。

 

外で雉が鳴いた瞬間、弦が切れた。

 

「醤油、かけるよ」

 

息を吹きかける上司はそう呟き、真剣なまなざしで僕の一物に醤油をかけ始めた。
かけるというより、注ぐといったほうが正しいような、丁寧な加減で醤油をそそぐ上司。
蟻の門渡りを伝って尻の穴に到達したコップ一杯分の醤油は、そのままデスクに滴り落ちて黒色の池を作った。
いつの間にか現れたギャラリーは、僕の頭の向こう側でこうつぶやく。

 

「醤油、かけてるよ」

 

後ろ側のギャラリーにしっかり解説してくれている、「醤油かけてるよおじさん」。
その後、醤油を置いた上司は大きな口を開け、陰茎に近づいてきた。
僕はまな板の上の鯉だった。
まもなく上司の口は僕の陰茎をのみこ・・・

 

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なにが僕にこんな夢を見させたんだろう。

 

今夜、あなたの枕元にも現れるかもしれない。

 

「醤油、かけるよ」
「醤油、かけてるよ」

 

2匹のおっさんが。



皆さん、愛想笑いは上手になりましたか?